【DIY】コーヒー麻袋のジュートプランター|10分でできる作りかた
ホームセンターでかわいいお花みつけたで~…どこに植えよかなぁ?
かんたんなプランターのつくりかたを知ってるよ♪
ベランダで家庭菜園をはじめる時に、必要になるのがプランター。お気に入りのプランターを探すのは、家庭菜園づくりのモチベーションアップになるので大切です。
だけど、なかなか見つからないこともありますよね。プランターがないという理由でほしい植物を買い逃すと、1年間出回る時期を待つハメに…。
気に入った植物を手に入れるチャンスを逃さないためにも、手軽にパパっとプランターをつくってしまいましょう。
この記事ではコーヒー麻袋と100均のワイヤーかごをつかった、ジュートプランターのつくりかたと、メリット・デメリットについてご紹介します。
- プランターがすぐに必要な人
- 安くてかわいいプランターがほしい人
- 園芸好きのミニマリストさん
材料さえそろえれば、10分で完成できるお手軽さです。
かんたんなので、ぜひお試しください。
【準備物】ジュートプランターづくり
準備物は下記のとおりです。
- ワイヤーかご 1こ
- コーヒー麻袋 1枚
- 布切はさみ
- 洗濯ばさみ 2~4こ
- 培養土
- お好みの植物
- スコップ
- 手袋
ワイヤーかごはセリアで購入しました。サイズ:26 cm ×17 cm ×11 cm
コーヒー麻袋は、開封したときに繊維がポロポロとでてきたよ。外で作業するのがオススメ。
また、コーヒー麻袋は特有のにおいがあります。コーヒーのにおいではなく、鼻の奥が少しツンとするような独特のにおいで苦手なかたもいるかもしれません。外で3日ほど干してから、ジュートプランターにしたらわたしはまったく気にならなくなりました。
においに敏感なかたは、しっかり麻袋を干してから使ったほうが安心です。
楽天市場で、3枚1000円ジャストで購入できました。(2023/4月購入時点)
デザインは選べないから、なにが届くかワクワクです。届いたうち2枚がとても好みの絵柄でした。切っちゃうので、あまり好みじゃないデザインのものをジュートプランターにするといいかもしれません。
【つくりかた】ジュートプランターづくり
ジュートプランターのつくりかたから、ハーブの植え付け・収穫まで5STEPでご紹介します。植え付けはお好きな苗をご用意ください。今回はチャイブを植えてみました。
さっそく作ってみよう!
コーヒー麻袋をカット
- コーヒー麻袋を布切はさみで1/4サイズにカット。袋の重なりもそのままで、ざっくりと切ります。
袋のはしは固く編まれてたで。ケガに気をつけてな~
コーヒー麻袋によってサイズはさまざまなので、大きさはご参考までに。
今回は、55cm×35cmの大きさのものが4つ作成できました。(ジュートプランター4つ分!)
ワイヤーかごに設置する
- カットした麻袋を2重のままワイヤーかごにのせて、そのまま底までグッと押し込む
- 底の四隅を意識してつくり、きれいに形を整えたら洗濯ばさみでワイヤーかごに固定する
これで完成!ここまでで10分くらい。
植え付け
- 土を半分くらいの高さまで入れる
麻布は通気性がいいので、鉢底石なしで作成してみました。
- 植え付けしたい植物の苗土をポットごと、やさしくモミモミほぐす
- ポットから苗をとりだして、根っこもかるくほぐす
- プランターのまんなかに苗を置く
- 苗のまわりに土を追加
植え付け完了!
こんな感じになりました。
ジュートプランターを量産してハーブを植え、フラワータグをつけるとよりオシャレになる予感…!ナチュラルな雰囲気にも、ジャンクな雰囲気にもマッチしそうです。
収穫
大きくなったら収穫して料理やクラフトに活用できるのでかなりお役立ちハーブです。
わたしは最初の収穫では、チャイブバターをつくりました。パンに塗ってトーストするだけで、ぜいたくな一品に!とっても美味しかった。
ジュートプランターのメリット
ジュートプランターに植えてほんとにだいじょうぶかな?
ここでは、私が実際に育てて感じたメリット・デメリットをご紹介します。ジュートプランターをつくってみるかどうか、判断材料になれば幸いです。
- 安い!
- 場所をとらない
- デザインに統一感ができる
くわしくご紹介します。
メリット1.安い!
- コーヒー麻袋1/4枚…約84円
- ワイヤーかご1つ…110円
合計194円で作成できました。
メリット2.場所をとらない
プランターをたくさん購入すると、引っ越しの時やガーデニングを一旦休憩するときに、廃棄方法を考える必要がでてきます。
少しでも収納場所をとらずに、管理出来たらいいな。とずっと考えていました。
- ワイヤーかご:使わない時は重ねて収納できる
- 麻袋:折りたたんで収納するとコンパクト
こういった特徴から、どちらもコンパクトに収納できるのが気に入っています。あとは買いすぎ注意でストックを抱えすぎないように気を付ければ、ミニマムにポタジェを楽しめます。
メリット3.デザインに統一感ができる
ジュートプランターは量産することもかんたんにできるので、2つ、3つと並べてデザインを統一するのもおすすめです。
色味や素材を統一するとインテリア性も格段にアップ!ジュートプランターの素朴さが植物たちをひきたててくれること間違いなしです。
植物の名前をフラワータグに書いて、土にさしたりワイヤーかごにくくりつけてアレンジすれば、迷わずに収穫できそうです。フラワータグもデザインを統一すると、素敵です。
ジュートプランターのデメリット
ジュートプランターにはデメリットもあります。把握しておくとトラブルに対応しやすくなりますので要チェックです。
- 時がたつと朽ちる
- 土のうえに置くと根が貫通する
- 水切れに注意
デメリット1.時がたつと朽ちる
およそ半年で穴が開いてくるという声もあります。いまのところ穴が開いたりはありませんが、様子をしっかり観察して、ご報告予定です。
チャイブを植えて1年近く経ちました!まだまだ穴はあいてません
【2024.4.4現在】
カビも心配なところですが、ワイヤーかごの厚みで地面からわずかに浮いているおかげか、水がたまりにくくまだ見かけていません。
朽ちるということは環境にも優しいということ。安心ではあります。雨ざらしになるところを避けて、軒下など屋根のあるところに置いてあげると少しでも長持ちするので実践しています。
デメリット2.土のうえに置くと根が貫通する
ジュートプランターの置き場所にも注意が必要です。土の上に置くと生育がいいそうなのですが、根っこが麻袋を貫通して地面に根付いてしまうということもあるようです。(参考書籍:袋栽培でかんたん野菜づくり 著:梁川正)
地面に根付くと移動させられないし、労力がかかります。根が貫通するまえに土以外の場所に移動させるか、花台などをつかって浮かせることで対策できます。
はじめからコンクリートやデッキなど、土以外の場所に置いて育てるかたは、その点心配ありません。
デメリット3.水切れに注意
乾きが早いなあ、というのが実感です。プランターの素材によって水やりの頻度がかわってきますが、ジュートプランターの場合は特に水切れに注意が必要です。
対策としては、乾燥を好む植物を植えてあげると蒸れ防止にもなって一石二鳥に。
オレガノやセージなどの地中海原産のハーブは蒸れをきらうことが多いので、ジュートプランターの水はけのよさがプラスに働くのでは…?と考えています。
まとめ
コーヒー麻袋でつくるジュートプランターの作り方とメリット・デメリットをお伝えしました。
安く簡単につくれて、植物のかわいらしさをひきたててくれるお役立ちアイテムなので、ガーデニングをされる方はぜひともお試しください。
コーヒー豆屋さんや喫茶店で安く麻袋を販売していることもあるよ。1枚200円で販売してるのを見かけたよ
とはいえ、近所で売ってないこともありますよね。ネットで購入するのが手っ取り早いですよ。3枚入りで量的にも価格的にも、ベストでした。
以上、参考になれば幸いです