【初心者向け】プランターでハーブを植えよう|植え方と注意点を解説!
ハーブを植えたいけど、どんな準備が必要なのかな…?
それならぼくにまかせて!丁寧に解説していくね
- はじめてハーブを育てるかた
- ハーブの植え方をサクッと知りたいかた
- 注意点も押さえておきたいかた
春になるとさまざまなハーブ苗がでまわって、見ているだけでも楽しい気分になりますね。
普段は忙しくてガーデニングをためらっている方にも、気軽に挑戦してもらえるようにハーブの植え方を簡潔にまとめました。
植えて、育てて、癒されて、ほっと一息つく時間を過ごせますように。植え方をいますぐ見たい(場合はこちらから飛べます)
置き場所を考える
室内?屋外?
日当たりと水があれば、基本的には室内でも屋外でも育てることができます。
わたしの感覚では、屋外の風にあてて育てるほうが難易度がさがります。ただ、水やりを忘れてしまって水切れを起こすこともあるので、屋外に置く場合は日常生活の中で視界に入るところに置くことが理想的です。
光の当たり具合
ハーブの種類によって、太陽がサンサンとあたるのが好きだったり、半日陰が好きだったりと特徴が違ってきます。
植えるハーブが決まったら、購入時のタグなどを確認して品種で検索すると良い置き場所探しのヒントになります。
時間がなければ、ハーブを鉢に植えたら日当たりのいい場所に一度置いてみて、元気がないようなら置き場所を変更していってもいいかもしれません。
台のうえに置く
真夏のコンクリートは、かなり熱くなるのですのこや花台の上にプランターを置いて温度を一定に保ってあげると安心です。
土のうえに直接置いたり、室内で育てる場合は、特に高さを出さなくても大丈夫です。
ハーブ苗を選ぶ
購入の時期
ハーブ類は4〜5月にポット苗がでまわる事が多いです。
また、秋植えのものもあります。
春になったら、苗の買いどきですのでホームセンターなどへ出発です!
近くにハーブ苗が売っていなければネットショッピングを利用するのもとても便利。いろんな種類の苗をまとめ売りしているところもありましたよ。
苗の選びかた
ハーブは苗を購入して育てるのが一般的です。
種から育てるよりも収穫までの時短になって、成功率が高まります。
実際に店頭で見て購入する場合は、育ちすぎていないもの(根が育苗ポットから飛び出ていないもの)を選ぶと、丈夫に育てやすいです。
ハーブの種類は、自分の目的にあったものを選ぶと収穫の楽しみも味わえますよ。
準備物
用意するもの
- 好みのプランター
- 土
- 鉢底石
- 鉢底ネット
- 好きなハーブ苗
- スコップ
土の準備
土は最初からブレンドされているハーブ用の土がおすすめです。
ハーブ以外も育てる予定なら、野菜用の培養土が1袋あればハーブも含めてたいていの植物をまかなえるよ。
鉢の準備
テラコッタの鉢は通気性が良いので、ハーブ栽培に向いています。そのぶん土が乾きやすいので、水切れに注意しましょう。
もちろんテラコッタじゃなくて、好きなものを選んでいただいてOKです。
手作りジュートプランターもかんたんで便利ですよ。
ハーブを植える手順
準備物がそろったら実際にハーブを植えてみましょう。
今回はローズマリーの植え付けで手順をご紹介します。
プランターの底に鉢底ネットを敷く
鉢底ネットは100円ショップなどでも手に入ります。
鉢穴よりひとまわり大きいサイズで四角にカットして、鉢穴にかぶせます。
鉢穴からの虫の侵入を防いでくれるよ♪
鉢底石を敷く
底からだいたい1/5くらいの高さまで、鉢底石をいれます。鉢が小さい場合は、鉢底石をひかえめにして土の量を優先させましょう。
水はけをよくして、根腐れ防止になるらしいで~
土をプランターの1/3ほどの高さまでいれる
ウォータースペース(水やりの時に水がたまる場所)ができるように意識しましょう。
- ポット苗の土が鉢より上にはみでてなくて、
- 水やりの時に上から水があふれ出てこなければOKです!
苗をポットからとりだす
ポットから取り出したら、下の方の固まっている土を落として根っこをかるくほぐす。手でもいいし、割りばしがあるともっとほぐしやすいです。(※ほぐさないほうがいい植物もあります)
プランターの真ん中に置く
プランターの正面をどこにするか決めたら、ハーブの向きもこの時に微調整しておく。
まわりに土を入れていく
水やりするとかさが減るので、スコップでたっぷり土を入れていきましょう。
完成
植え付けができたら、あとは水やりを適宜していきましょう。
お疲れ様でした!
ハーブを植える時の注意点
ハーブの寄せ植えは慣れてきてから
ハーブの寄せ植えは場所もとらないし、組み合わせを考えるのも楽しいので人気があります。
しかし、はじめはひとつの鉢にひとつのハーブを植えて様子見しながら育てることをおすすめします。
- ハーブ同士で成長を阻害してしまうものがある
- 収穫しつつ育てると見た目のバランスが崩れやすい
- ハーブごとの特性をつかむため
ハーブごとの特性がつかめてきたかなと思ったころに、使用頻度の高いものや大好き!と思える植物を株分けして寄せ植えにしてもいいかなと思います。
とはいえ!趣味のガーデニングは楽しむことが大事なので、寄せ植えに興味があるかたは2~3種類くらいの少ない数から試してみてもいいかもしれませんね。
毒のある植物に注意
植物の中には毒のあるものも存在します。
食用・クラフト用に使用するハーブを、ほかの有毒植物と間違って収穫してしまわないように、混植を避けると安心です。
チューリップの球根を玉ねぎと間違えて食べると腹痛を起こすこともあるみたい…。身近で意外な植物で毒性があるようだから、注意しよう!
または、フラワータグをつけて何を植えたか分かりやすくしておくといいでしょう。
売られている段階で、利用目的が書かれているものを購入するのも安心ですよ。ハーブの種類によって食用に向くものや向かないもの、クラフトに向くもの、虫よけに向くものなどの特徴もあるので、確認ができます。
購入時のタグを写真に撮っておいて後からでも確認できるようにすると心強いです。
さいごに
基本的にはどのハーブもこの手順で植えられます。
お気に入りのハーブを見つけて、ポタジェガーデンを楽しんでいきましょう。