【最初のハーブ】ガーデニング初心者におすすめのハーブ3選|収穫して食べよう!
こんにちは、ゆきポポです。
突然ですが、「最初のハーブ」になにを選びたいですか?
ハーブは丈夫で育てやすいのでガーデニング初心者におすすめです。生活に役立つ植物のことをまとめて“ハーブ”と呼びますが、今回はそのなかでも「食」で役立つものをご紹介します。
実際に育ててみて特に感動した収穫して食べられるハーブはこちらの3つ。
- チャイブ
- ローズマリー
- バジル
それぞれの特徴と感動ポイントを解説するよ♪
1.チャイブ
科名:ユリ科
原産地:アジア・ヨーロッパ
性質:耐寒性 多年草
草丈:30 ~40cm
普段料理をされる方に、個人的に今一番おすすめしたいハーブです。
チャイブの特徴
味も匂いも見た目もネギと似ています。味はネギより少しマイルドです。
においは硫化アリルによるもので、消化促進・食欲増進が期待できます。
全体的にコンパクトで、狭いスペースでも育てやすいハーブです。
感動ポイント
繰り返し食べられる
根本から3~10cmほどのところで切って収穫を繰り返せます。
多年草なので翌年以降も育てられる
苗を追加購入しなくてもいいのがうれしいですね。(※株分け作業は必要です)
【株分け頻度 目安】
プランター栽培:年に1回ほど
地植え:2~3年に1回ほど
薬味として重宝する
小ネギがわりに、料理のアクセントとして大活躍!
チャイブの食べ方
オムレツなどの卵料理やバター・チーズなどの乳製品との相性抜群です。
小ネギを買い忘れた!といった場面でもチャイブで代用が効くので、親子丼のトッピングやお味噌汁にいれたり色どりにも大活躍できます。
チャイブバターで焼いたガーリックトーストも最高に美味しいです!
ネギトロ丼のネギにも代用できるんやろか…?
こんど試してみよかな~
植えつけ2年目以降はうすピンクの花が咲いて、エディブルフラワーとして食べることができます。
チャイブの花と酢でチャイブビネガーをつくって餃子などの点心のたれにして楽しむのもいいですね!
育て方のコツ
- 秋に株分けをして、かんたんに増やすことができます。
- 肥沃な土を好むので、植える時にしっかり栄養分の入った土を使います。株もとに油かすを与えても◎
- 日当たりの良い場所に置いてあげましょう
2.ローズマリー
科名:シソ科
原産地:地中海沿岸
性質:耐寒性 常緑低木
樹高:30 ~180cm
料理の他にもチンキづくりなどにも活用できる
ローズマリーの特徴
抗酸化作用があって、若返りのハーブとも言われています。スッキリとした香りに癒されます。
料理だけでなく、ポプリづくり、チンキ剤などたくさんの用途があるので、料理もクラフトも目一杯楽しみたい方にぴったりです。
個人的には立性(まっすぐ上に伸びていく性質)で、背丈が大きくなりすぎない品種を選ぶのがオススメ。ほふく性や半ほふく性だと、横へ広がっていこうとして場所をとってしまいます。
感動ポイント
香りに癒される
香りのよさで、育てるのも楽しくなります。
パーティ料理などおもてなしにも◎
家族のお祝い事などでローズマリー料理をつくると特別感がでてきます。なにより美味しい!
常緑で年じゅう収穫できる
季節関係なく収穫できるのがありがたい。しかも比較的どんな土地でも育ってくれて丈夫。
ローズマリーの食べ方
冷凍パイシートに刻んだローズマリーと岩塩・粉チーズを散らしてオーブンで焼いて食べるレシピが大好き!
シンプルに肉や魚を焼くときに、一緒に一枝加熱するだけでも臭みを消してくれて風味豊かな味わいになります。
育て方のコツ
- 湿気に弱いので、水はけと日当たりの良い場所で管理しましょう。
- 梅雨前に刈り込んで、風通しをよくしてあげましょう。
- こまめに収穫して大きくなりすぎないようにすると管理が楽です。
- 挿し木でかんたんに増やせます。
3.スイートバジル
科名:シソ科
原産地:熱帯アジア
性質:非耐寒性 一年草
草丈:50 ~80cm
ハーブの王様バジル
スイートバジルの特徴
バシルの中でメジャーな品種です。
感動ポイント
育てやすく収穫量も多い
たっぷりと収穫したら元がとれる。
ミニトマトとの相性抜群
ミニトマトとバジルはコンパニオンプランツ(仲良し)です。ハーブがミニトマトの虫よけに役立ち、ミニトマトの陰でバジルが育つと葉がやわらかく、香りも良くなります。
料理でもトマトとバジルの相性抜群なので、一緒に収穫できるところが感動!
料理への活用幅が広い
バジルは日常生活の中で食べる機会も多く、馴染み深いハーブです。
バジルの食べ方
マルゲリータピザやジェノベーゼパスタなど、イタリア料理に欠かせないハーブです。
意外にハーブティにも活用できるそう。
たくさん収穫できたら、ジェノベーゼソースをつくって冷凍保存してもいいね!
育て方のコツ
- 収穫をかねてこまめに摘心することで、株が充実して収穫量がUPします。
- バジルは寒さに弱いので、冬越えできず日本では一年草となっています。5月ごろに植え付けたら、夏場にたっぷり収穫して美味しくいただきましょう!
- 花穂が出てきたら早めに切り戻すと長く収穫を楽しめます。
- 収穫した葉や茎は水に挿しておくと長持ちします。
まとめ|何を食べたいかでハーブ選びを楽しもう!
「食べる」ことに向いた、育てやすいハーブを3つご紹介しました。
チャイブ、ローズマリー、スイートバジルはどれも美味しく魅力的です。なにを育てるか迷ったときは、なにを食べたいかで決めてみるのもいいですね。育てていくうちに、いろんな種類のハーブを追加したくなっていくかもしれません。